自分の進路のために、より専門的な知識を学びたい人たちが通うのが専門学校。文部科学省が発表した「平成28年度学校基本調査」によると、その数は2,800校以上にのぼります。大阪にも業界を問わず200校以上の専門学校があるので、興味がある人はチェックしてみるといいかもしれません。

中でもおすすめなのが大阪医専のスポーツ健康学部スポーツトレーナー学科。トレーニング指導やケガの予防、応急処置、コンディショニングなどを通じ、選手が常に最大のパフォーマンスを発揮できるようにサポートするスポーツトレーナーを目指すことができます。

スポーツトレーナーとして適切な指導を行うためには、スポーツと体の関係をしっかりと把握していなければいけません。大阪医専はスポーツだけではなく、医療分野の学科も用意されています。そのため、スポーツが人体に及ぼす影響について、医師や博士などの専門家が人体の構造や機能、心理面まで含めて総合的に指導を行います。また、ケガの応急処置、再発予防を行うにはテーピングの知識も必要になります。目的や部位によって適切に対応できるよう、実践的にテーピングの巻き方を学んでいきます。

1年次にこのような基本的な知識や技術、そして健康状態の保持、増進について学び、最終年次となる2年次には学びの集大成として現地実習を通したトレーナー訓練を行います。そしてスポーツトレーナーに関連する資格取得の対策と共に、将来に向けた独自の専攻教育を受けていきます。専攻は子どもたちに遊びを通した体づくり、動きづくりを指導する人材をめざすキッズスポーツ専攻、フィットネスの維持・向上のために楽しく安全に運動指導を行うスキルを習得するスポーツインストラクター専攻、ケガなどの予防や治療に関する専門的な知識や技術を習得するスポーツメディカル専攻の3つから選択することができます。

その後はスポーツ施設やパーソナルトレーナーから、福祉施設などの高齢者や障がい者のリハビリテーションまで幅広い分野で活躍することができます。就職指導担任がしっかりとバックアップしてくれることもあり、希望者就職率はなんと100％。大阪医専で、自分だけの学びを深めてみてください。